命を守る住まいの危険度チェックリスト

命を守る住まいの危険度チェックリスト

2025/08/06

住宅相談の流れ インテークの方法 提案のポイント

わが家が「事故現場」「犯行現場」になる前に

人生100年時代の住まいのリスク診断〜


 はじめに、少々衝撃的なデータとなりますが、現在では転倒やヒートショックなど、住宅内の不慮の事故で亡くなる人の数は、交通事故死の約4~5倍と言われ、その6割以上はシニア層です。 しかも運よく助かっても、その事故がもとで要介護となってしまうケースも少なくありません。
 また、近年の侵入犯罪は留守中だけでなく、在宅中に多発しています。 とくに戸建住宅のシニア層が狙われる凶悪犯罪が増えており、今や金品よりも命を守るための対策こそが必須と言えます。


 「自分はまだまだ元気だし、自分の家は大丈夫」。 多くの方がそう思っています。
しかし、昨日まで何の不便もなかったはずの慣れ親しんだ我が家が、ある日突然、命や健康を脅かす場所になってしまう可能性は、誰にでもあるのです。

 よく言われる「より快適」で「ハイセンス」な家づくりも大切ですが、それらはまず「安全」という土台があってこそ成り立たつもの。 私たちは、住む人の命と健康を守ることこそが、地域の工務店の第一の使命と考えます。

幸いなことに、住まいのリスクの多くは、元気な「今」だからこそできる「予防」によって、未然に防ぐことができます。
 以下のチェックリストは、まずご自宅に潜む危険がないかを確認し、ご自身やご家族の「安全」を見つめ直す第一歩です。



命を守る住まいの危険度チェックリスト

ご自身の暮らしを振り返り、少しでも「ヒヤリとした経験」や「危ないと感じる場所」があれば、
以下をチェックしてみてください。 お元気な今、この「小さな気づき」が未来の大きな安心に繋がります。


A. 玄関・アプローチ【転倒・骨折リスク】

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玄関までの階段やポーチで、雨の日など滑りそうになったことがある

 □ 暗い中、足元が見えにくく、アプローチの段差でつまずいたことがある

 □ 高い上がり框(かまち)の上り下りでよろけたり、ヒヤリとしたりしたことがある

 □ ドアの開閉がしづらく、バランスを崩しそうになることがある

B. 廊下・階段【転倒・転落リスク】

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スリッパや靴下で歩くと、床が滑って怖いと感じることがある

 □ 部屋の敷居など、小さな段差でつまずきそうになる

 □ 2階への階段の上り下りが億劫で、一瞬危険を感じることがある

 □ 夜中、トイレに行くまでの道のりが暗く、壁を伝って歩いている

C. リビング・寝室【骨折・火災リスク】

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床の電源コードに足をひっかけたり、足を家具の角によくぶつける

 □ ソファやベッドから立ち上がる時、めまいや立ちくらみを起こすことがある

 □ コンセントの位置が使いにくくタコ足配線になっている

 □ 窓や雨戸の開け閉めが重く感じる

 

D. 水まわり(キッチン・浴室・トイレ)【転倒・ヒートショック・火傷リスク】

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キッチンで立ちっぱなしの作業が疲れる

 □ 浴槽をまたぐ時など、足が滑りヒヤッとしたことがある

 □ 冬場の浴室・脱衣所・トイレの寒さがこたえる

 □ トイレや洗面所での立ち座りの際、支えになるものが欲しい

 □ 高い戸棚の物を取ろうとして、踏み台から落ちそうになったことがある

E. 家全体・将来のこと【防犯・防災リスク 他】

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お子様が独立し、使っていない部屋の管理や掃除が大変

 □ インターホンの声が聞き取りにくい、相手の顔が見えなくて不安 

 □ 地震の際、家具が倒れてきたり、物が落ちてきたりしないか心配

 □ もし家の中で倒れても、誰にも気づかれないかもという不安がある

F. 「安全」の先にある、これからの暮らし

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 □ 庭いじりや家庭菜園を、安心して楽しみたい

 □ 趣味(読書、手芸、映画鑑賞など)に心おきなく没頭したい

 □ 孫や友人を、気兼ねなく怪我の心配のない家に呼びたい

 □ ペットにも、安全に元気で長生きしてほしい

 □ その他、叶えたい夢や理想の暮らし(                 )

 

最後までご回答いただき、誠にありがとうございました。この診断結果は、お客様とご家族がこの先もずっと安全に、そして安心して暮らしていくための大切な第一歩です。診断結果をもとに、診断結果をもとに、優先順位に配慮しつつ、お客様一人ひとりに安全で安心できる住まいづくりのご提案をさせていただきます。